回生エネルギー(モータが回転することでモータ自身から発生するエネルギー)を吸収する抵抗です。サーボドライバは、モータ減速時などにモータから発生する回生エネルギーを、ドライバ内部の回生処理回路で吸収して、直流電圧の上昇を防止し、システムの安定性を維持します。しかし、モータからの回生エネルギーが大きくなりすぎると、過電圧異常が発生します。
この場合には、以下の具体的な処置が必要となります。
過電圧異常に対する処置
- 動作パターンの変更: サーボドライバの設定や制御パラメータを調整し、回生エネルギーを小さくするような動作パターンに変更します。
- 外部回生抵抗の追加: サーボドライバに外部の回生抵抗を接続することで、回生エネルギーの吸収能力を向上させます。
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